MT5を使ってコマンドラインから任意の設定でバックテストを行うには公式ドキュメントのプラットフォームの起動に書かれている通りバックテストの設定を記述したカスタム設定ファイルを引数にコマンドラインからterminal64.exeを呼び出してあげます。次のように書いて起動できます。
1 | ...\terminal64.exe /config:[カスタム設定ファイル] |
設定ファイルに記述する内容は、単にバックテストを実行させるだけなら[Tester]セクションのみ記述すれば出来るみたいでした。
動作確認したときの設定ファイルも貼っておきます。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 | [Tester] Expert=[EA名] ExpertParameters=[EA名.set] Symbol=EURUSD Period=H1 Login=123456789 Deposit=100000 Leverage=1:100 Model=1 ExecutionMode=0 Optimization=0 OptimizationCriterion=0 FromDate=2018.01.01 ToDate=2019.01.01 ForwardMode=0 ForwardDate=2011.03.01 Report=MACD Sample ReplaceReport=1 ShutdownTerminal=1 Visual=0 |
余談ですが、EAから何らかのファイルを出力した場合の出力先フォルダが分からずしばらく詰まっていたのですが、場所が分かりました。Strategy Tester Visualizationウィンドウの[ファイル]-[データフォルダを開く]でデータフォルダが開けるので、そこからさらにたどったMQL5/Fielsに格納されるようです。僕の環境では
1 | C:\Users[USERNAME]\AppData\Roaming\MetaQuotes\Tester\D0E8......\Agent......\MQL5\Files |
というようなパスでした。