生活していると気分が高揚することもあれば、落ち込むこともありますよね。
特に他人の言葉は気持ちに大きな影響を与えます。だれかに否定的なことを言われたら落ち込んだり、いやな気持ちになりますよね。
考えてみると、いやな気持になるような言葉って正直必要ないです。ならいっそのことそんな言葉は切り捨てちゃいませんか。
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ただ否定するだけという最高に意味のない言葉「君には無理だよ」
新しいことに挑戦しよう、はじめようと思ったときに応援してもらえたらやる気も一気に高まりますよね。
その一方で、「君には無理だよ」「時間のむだじゃない」「そんなことしているの?」などと否定しかしない人もいます。
もしかしたら、本当にあなたのことを思って言ってくれているのかもしれません。
でもちょっと考えてみてください。その言葉はあなたの挑戦しようという気持ちにプラスになる言葉でしょうか。
あなたのことを思っているかのようなその言葉の後ろには、あなたの可能性を根拠もなく否定しようという意味合いが含まれているのです。
本当にあなたのことを思っているなら「今のままでは無理だよ」と言ってくれる
もしあなたのことを本当に思ってくれているのなら、あなたの可能性をただ否定するようなことは言わないはずです。もしできないと思っても”今のままでは”ということを前提に否定してくれるはずです。
そこには、ただ否定するだけの言葉にはない、可能性への期待が込められています。
あなたのことを本当に思ってくれているのなら、ただ否定することなんてしないはずです。それどころか、これからどうすればいいのか助言してくれたりそのための出会いや環境を与えてくれるはずです。
たとえ目を背けていると言われようが、自分にとって意味がないなら離れてもいい
あなたを無条件に否定する人たちを無視したら、こんなことを言われるかもしれません。「お前は都合の悪いことから目を背けている」「お前は人の話を聞かないやつだな」「お前のことを思って言っているのに」
自分がしようと思ったことにまっすぐ取り組めているのなら、目を背けたっていいのです。そういう人たちは超えるべき’障害’です。目を背けるのはそのための”技”です。
「無理だよ」「できないよ」と言われるたびに挑戦することをやめていたら、挑戦することで得られていたはずの経験や思考を捨てていることになります。失敗して考えて改善していけば、もしかしたらできたかもしれない可能性を捨ててしまうことになるのです。
たとえ結果的にできなかったとしても、そこまで至る途中で色々な経験をしているはずです。それらは生かそうと思えばいくらでも生かせるはずです。思考さえ伴えば行動は財産になります。
それでも「あの人は私のことを本当に思ってくれているんじゃないか」と思いたくなることがあります。
だからはっきりと言ってしまいましょう。単に否定するだけの言葉は、もはや暴言です。
”暴言”は無視していい。意味のある”批判”は無視しない
「無理だよ」「できないよ」と言われても”なぜそう思うのか”、”どうしてできないと思うのか”理由も含めて言ってくれているのならその言葉を無視してはだめです。
意味のある言葉なのか判断する簡単な方法は、その言葉から次につながるような行動が想像できるかどうかです。
単に「無理だよ」「やる意味ある?」なんて言われたって次につながりませんよね。でも「こういう技術がないから無理だよ」と言われたならそういう技術を身につけるという目標ができます。
否定的なことを言われたときはその言葉が自分にとって意味のあるものなのか、感情的にならずに考えてみませんか。