インテリアCGの違和感を改善する 最小限の部屋編

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CGは手軽に綺麗な画像を作り出すことができますが、とは言え中々簡単にはいきません。今回はインテリアCGで生じる違和感を改善するポイントを自分なりにまとめてみました。

やることがたくさんありすぎて頭がフリーズしてしまいがちな僕ですが、分かることから一つずつ対処してまとめてみます。今回は下の元画像を改善してみました。

壁の隅にベベルを追加

クロス張りの壁の隅は実際は若干丸みを生じているので、モデルでもそのように表現してみました。ベベル有りのレンダリング結果では隅部分が何となく白くなっていて左のようなきっちりとしたエッジがなくなっています。鋭いエッジを表現したい場合は左のような感じでも問題はないかもしれませんが、壁の隅のような場合はベベルをつけたほうが良いようです。

壁の見切りを作成

単純に納まりの話ですが、天井と壁の取り合い部分で、取り合い部分を少し上にくぼませた納まりに作り直しました。

壁紙の凸凹を調整

壁紙の凸凹感が強すぎてザラザラの土壁のようになっていたので、ごく弱くしました。

最終的に壁のマテリアルのノードはこんな感じになりました。

最終レンダリング

最終的な結果はこんな感じになりました。最初の画像のようないかにも平面で箱をつくりました感はなくなったと思います。

今回設定したフローリングのマテリアルのノード設定です。

今回のポイント

  • 壁の隅には丸みをつける
  • 天井も同様に単なる突き付けにしない
  • 壁紙の凸凹感が強すぎると粗い土壁のように見える
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