CTradeクラスを使って未決注文を発注する

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CTradeクラスのOrderOpen()を使って未決注文を出すことができます。ここでは未決注文の意味と、CTradeクラスを使って未決注文を行う方法をまとめました。

未決注文とは

未決注文は指定された条件で売買をするための注文方法のことです。成行注文以外の注文のことです。未決注文の種類は次の通りです。
  • 指値買い
    指定した価格以下になったら買う。
  • 指値売り
    指定した価格以上になったら売る。
  • 逆指値買い
    指定した価格以上になったら買う。
  • 逆指値売り
    指定した価格以下になったら売る。
  • ストップリミット買い
    指定した価格(逆指値)以上になったあとに指定した価格(ストップリミット)以下になったら買う。
  • ストップリミット売り
    指定した価格(逆指値)以下になったあとに指定した価格(ストップリミット)以上になったら売る。
指値注文は「価格がいったん戻ったらそこで売買する」というイメージです。
逆指値注文は「価格が動く方向に付いていく」というイメージです。いけいけドンドンです。
ストップリミットは「価格が動く方向に付いていきつつも、ちょっと待つ」というイメージです。

OrderOpen()

引数説明
symbol取引対象の銘柄。現在のチャートの銘柄を指定する場合は_SymbolまたはSymbol()が使えます。
order_type未決注文を表すENUM_ORDER_TYPE列挙値。上述した注文の種類によって指定します。
・ORDER_TYPE_BUY_LIMIT:指値買い  
・ORDER_TYPE_SELL_LIMIT:指値売り  
・ORDER_TYPE_BUY_STOP:逆指値買い
・ORDER_TYPE_SELL_STOP:逆指値売り
・ORDER_TYPE_BUY_STOP_LIMIT:ストップリミット買い ・ORDER_TYPE_SELL_STOP_LIMIT:ストップリミット売り
volume ロット単位での取引数量。
limit_priceストップリミット注文を使用する場合のストップリミット価格。
price未決注文で使用する価格。指値の場合は指値価格、逆指値の場合は逆指値価格、ストップリミットの場合は逆指値価格。
sl決済逆指値の価格。設定しない場合は0を指定します。
tp決済指値の価格。設定しない場合は0を指定します。
type_time注文の有効期限を表すENUM_ORDER_TYPE_TIME列挙値
expirationtype_timeにORDER_TIME_SPECIFIEDを指定した場合の有効期限
・ORDER_TIME_GTC:キャンセルするまで有効
・ORDER_TIME_DAY:現在の取引日のみ有効。
・ORDER_TIME_SPECIFIED:有効期限を設定
・ORDER_TIME_SPECIFIED_DAY:指定した日の23:59:59ま
で有効。
commentオプションです。取引パネルのコメント列に指定したテキストが表示されます。

サンプルコード

スクリプトファイルにコピペして実行できます。
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