とりあえずアニメを動かす手順

Sponsored Links

Pocket

OpenToonz 1.5を使ってごくシンプルなアニメをつくる手順をまとめました。

プロジェクトとシーンを作成する

OpenToonzを起動するとスタートアップが表示されます。 [New Project]をクリックして[Project Name]にプロジェクト名を指定して[OK]をクリックします。 [Scene Name]にシーン名を指定して[Create Scene]をクリックします。
これでアニメを作成する準備が整いました。ここから、アニメを構成する絵を何枚も描いていきます。

パネルのセットアップ

必要なパネルが表示されていることを確認します。ここでは、次のパネルを使用します。
  • Style Editor
    線の色などを変更できます。
  • Tool Bar
    各種のペイントツールなどにアクセスできます。
  • Tool Option Bar
    選択中のツールオプション(サイズなど)を変更できます。
  • Timeline
    シーンにレベル(アニメを構成する1枚1枚の絵を描くための紙の集まりのようです)を追加したり、アニメを再生できます。
  • Viewer
    ここに絵を描いていきます。アニメを再生したときはここでプレビューできます。
表示されていないパネルはメニューバーの[Windows]から表示できます。

アニメの材料になるフレームを描いていく

Timelineの左上にあるアイコンをクリックして、表示されるダイアログの内容は特に変更せず[OK]をクリックします。これでラスターレベルが作成されました。ここにフレーム(アニメを構成する1枚1枚の紙のようなものみたいです)を追加していってアニメを作成していきます。
下図のようにフレーム1が選択されていることを確認したら、1フレーム目に絵を描いていきます。 ここでは[Brush Tool]を使って描いていきます。[Brush Tool]は[Tool Bar]にあるブラシのアイコンからアクセスできます。また、ブラシのサイズは[Tool Option Bar]から変更できます。
1フレーム目を描いたら、[Timeline]から次のフレームを選択して描きます。このときに、オニオンスキンという機能を使って直前のフレームを重ねて表示させると描きやすいです。オニオンスキンは次のようにして有効化できます。オニオンスキンは、薄い赤色で表示されます。
一通りのフレームを作成したら、プレビューしてアニメを確認します。再生などのコントロール、FPSの調整は[Viewer]の下部にあるアイコンから操作できます。
作成したアニメを出力するには、メニューバーの[Render]→[Output Setttings]から出力設定を行ってレンダリングします。ここでは、表示されるダイアログの内容は特に変更せず[Render]ボタンをクリックしてレンダリングを実行します。デフォルトではプロジェクトフォルダ(デフォルトではローカルディスクのOpenToonz stuff\projectsです)のoutputsフォルダにレンダリングしたファイルが出力されます。
以上でとりあえずアニメを作成する手順でした。
Pocket

Sponsored Links

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。