気になったところだけを読む。
これだけです。本を読む習慣がない人や、あるいは長続きせず結局読まなくなってしまう人はこれがベストな気がします。
僕自身は、今は多少本を読む習慣もついてきましたが、読む本が手元にあったとして読むのにかける時間は長いと1~2週間です。月3冊としたら年間36冊程度ですね。
もっとたくさんの本を読みたいという気持ちはあるのですが、実践できません。で、どうしようかと思っていたところ「目次を見て気になった部分だけを読む」という方法を知ったので先日から試しています。
僕のケース
僕はまずは毎日仕事帰りにブックオフで1冊買って、帰りの電車の中で読み切るようにしています。電車に乗っている時間は30分いかないくらいです。週末は3冊買って金、土、日と3冊読んでいます。一冊大体200円以下なので、月々6,000円くらいですね。週1で図書館に行って本を7冊借りてくるでも良いと思います。
何が良いって、すぐ読み終わるので楽なところです。読むのが遅くても、目次を見て付箋をつける箇所なんてたかだか数か所、多分10箇所もないのですぐ読めます。買ってから遅くとも1時間以内には読み切れるというのは、大きなメリットですね。
この方法を実践するために必要な考え方
とは言え、せっかく買った本を全部読まないのはもったいないとも思ってしまいます。この読み方をするためには「買った本に一文でも自分に刺さる言葉、実践できる考えや新しい発見があれば元をとれた」という考えのもとに実践する必要があります。
冷静に考えてみれば、1回読んだだけで内容を隅々まで理解して、生かせている人なんているんでしょうか。ましてや本を読む習慣もなければ途中で挫折する状態ならなおさらです。
色んな読み方をする必要がある
とは言え、すべての本でこういう読み方をするのが良いというわけではないと思います。じっくりと考えながら読む必要があるものもあれば、何回も繰り返し読むべきものも、まとめながら読むべきものもあると思います。
今回紹介した読み方の良い点は「現時点の自分にとって無意識であれ、有意識であれ重要な(だと思われる)情報にたくさん触れることができる」「興味・関心のある分野の情報のカケラを集める」ことができることであり、様々な断片的な情報を集めてネットワークをつくることに効果的と言えます。あとは……単純に本を漁るのや読むのが楽しくなります。
ともかく、個人的におすすめしたい読書が好きになってしまう方法ナンバー1です。