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6月一発目の建物散歩は東京メトロ北参道駅近く、GA galleryと皆ご存知東京大学の安田講堂へ行ってきました。
GA gallery
Ga galleryへは新宿から距離近く、徒歩でいけるくらいの距離にあります。書店とギャラリーを併せた建物です。定期的に展覧会を開催しているらしく、今回は国内外で進行中の住宅プロジェクトの展示がされていました。600円と展示内容・ボリュームの割にお得感のある入場料で見ることができます。
会期が 延長されたようなので、もし興味があれば週末訪れてみてはいかがでしょうか。
東京大学 安田講堂
1時間程展示を眺めたあとは、東京メトロ北参道駅から根津駅から東京大学 安田講堂へ。
30分前に到着しましたが、心配していたほど席は埋まっていませんでした。講義は時々笑いを挟みながら終始穏やかな雰囲気でした。隈研吾氏の最終講義シリーズということでしたが、この日は同氏のほかに2名の方のお話を聞くことが出来ました。
印象に残ったことをまとめると
- 日本の継手仕口ははずれないというものであって、強度があるとはイコールではない。というか強度はない。
- RC造、鉄骨造、木造といった概念が終わりつつある。多様な材料が相互に連携しあって建物が形づくられる。
- 原理主義的思考が、禁止へとつながる。
- 木と鉄の違いは、変形することで一体となって支えるのか、そうでないのかということ。鉄では力によって各個撃破となってしまうのではないか。
新国立競技場の垂木のお話や、木目のプリント技術の話、全国の杉材を使おうと思ったら沖縄には杉がなくて……などなど興味深いお話を色々聞くことが出来ました。
色んな人のお話を聞いたり、外に出ることはやっぱり大切ですね。
これからももっともっと外出していきたいと思います。それではまた次回の散歩まで。
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