最近読書をしていても、表面的なことだけを受け取ったり、あるいは流し読みして適当に処理してることばかりなことを自覚しました。
つまり、読んだふりをして満足して終わり。
じゃあ、どうすれば良く読むことが出来るのか。
「わかったつもり~読解力がつかない本当の原因~」という本に、分かったつもりになってしまう理由やその対策が書かれていました。
とはいえ、いざ分かったつもりを打破しようと思っても、何をどうすれば良いのか分からないままだったのですが、とりあえず実践できそうなことを見つけました。
こちらの本では、こんなことが書かれている部分があります。
事例に関しては、なぜそれが事例になるのかという文脈や、他の事例とどこが同じでどこが異なっているのかという文脈で、それぞれの部分を見直すことが大事です。また、できごとに関しては、なぜそのできごとが、記述内のその部分におかれているのかを、前後を見渡して見直すことが役に立つはずです。
西村 克彦/わかったつもり 読解力がつかない本当の原因 (光文社新書)
ここで思ったのは、文章全体はいくつかのブロックにわけられている、ということに着目して、今はどんなことが書かれているブロックなのか大雑把につかむことを意識してみてはどうだろう、ということです。
引用部分に「事例」「できごと」などという言葉がありますが、これが文章に出てくるブロックとして捉えられそうです。他にも「記憶」「例え」など。
良く読むためには、より細かい事について着目しないとダメそうですが、ひとまず大きな部分で把握してみることにします。
実際、読書をしていても意識的に「この部分では”事例”を述べている」というふうに捉えることはなかったので、まず文章のブロックを意識的に捉える練習をしてみたら良いのかなと。
慣れてきたら、ブロックのつながりや、ブロックごとでの前後の関係を考えるのも良さそうです。