こんばんは。早いものでスケッチをはじめてそろそろ1カ月がたちます。昨日からは美術解剖学もはじめました。まさか美術解剖学なんてマニアックな?(人を描く人にとっては当たり前なのかもしれません)本を読むとは思いませんでした。
今日も模写しながら本を読んでいるのですが、ちょっと思うことがあったので少し書いておこうと思います。
意外とバランスをくずさずに描けている気がする
模写していて思ったのは、意外とバランス崩れていないなぁってことです。いやちゃんと見ればおかしいんだと思うんですが、パッとみそんなに違和感が無いんです。それもペンで一息で描いているのに。以前だったら線描くの思いっきりしくじったり、目に見えてバランスがおかしかったことを考えると、これって画期的だなぁと。
ネガティブ・スペース・ドローイングをするときに、一発で線を捉えるよう意識をした成果のような気がします。
これがさっき描いた模写なんですが、ササッと描いている割には上手くできている気がします(そんなことない……?)。あくまでも以前と比べてってことですが。
写真を模写するのと実物をスケッチするのは明らかに違う
これもふと思ったことですが、写真の模写と実物のスケッチでは頭の使い方が明らかに違うみたいです。写真の模写と実物のスケッチは違うということはなんとなく聞いていたんですが、実感して分かりました。
確かに実物のスケッチではペンを動かすまでに、写真の模写と比べて一つ作業が増えています。ペンを動かすために一旦頭の中で変換しているんでしょうが、僕はこれが上手く出来ていないから、実物のスケッチをしても形が歪んでいるのかもしれません。
つまり、3次元で見たものを2次元のイメージに変換する能力が悪いのかもしれません。これが上手くなれば、実物のスケッチやひいては頭の中のイメージを上手くカタチにすることができると思うんです。そうすれば頭の中ではすごい傑作が思い浮かんでいるのに、いざ描くと「あれ……?」っていうあの感じから脱出できるかもしれないのにィ!
おまけ
よくお前は素直じゃないと言われていたことを思い出しました。確かにその通りみたいです。素直にやることができれば、こういう風に自分で実感して納得するという過程をパスしてショートカットすることが出来るのかもしれませんね……
そういう点で、確かに素直じゃないっていうのは不幸なことなんですね。
素直になれって言われてもなれるものじゃないですが、いつかそういうふうになれたらいいなぁ。