見通しをたてて行動目標をたてる

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昔から自覚している僕の特性として、自己破壊的な行為をとってしまうというものがあります。といっても、これって僕だけのことじゃなくて、当てはまる人は結構いると思うのですが。

トレードでの話題なのですが、ここ2ヶ月くらい(かな?)の間、この特性がトレード上で大きな壁になっています。そこで、対応策が一つあがりました。結論からいうとタイトル通りで「見通しをたてつつも、達成するという目標ではなく、行動するという目標をたてる」という考え方です。

プレッシャーがかかった人の2タイプ

プレッシャーがかかった人のタイプはこんな分け方ができます。

  1. そのプレッシャーがプラスに作用して良い結果を出す人
  2. そのプレッシャーがマイナスに作用して良くない結果を出す人

僕は後者で、プレッシャーがかかったときに、思考停止したり、訳の分からない行動をとったりします。恐らく失敗するくらいなら自分で壊しちゃえの精神を持った人間です。どういうことかと言うと、目標をたてることや、頑張ろうと意気込むことが毒になるような人間です。俗にいう頑張れない人間ですね。

見通しとは

見通しとは、つまり「こうこうこうしていけば、このくらいでこんな結果になるだろう」ということです。トレードであれば「この程度の資金をリスクにさらして、このくらいの利益を何か月出していけばこのくらいの収益になるだろう」という感じです。この見通しをたてることの重要性については、以前記事にしたと思いますが「良い意味で楽観的になるための重要な方法」です。問題はこの後です。僕みたいな人、つまり「締め切りを意識したり、締め切りが近づくとパフォーマンスが悪化する」ような人は、この見通しを目標にするべきではありませんでした。とは言え目標をたてなければ、見通しをたてたところでダラダラやってしまうだけなのではという思いもあります。そこで……

達成目標ではなく行動目標をたてる

残念なことに、「これだけ稼ごう」「こんなことを実現してやろう」と思ったとたんにパフォーマンスが落ちるのであれば、こういった目標をたてるわけにはいきません。当たり前のことですが、見通しが間違っていないなら、その通りにやっていけばいつかは期待した結果になるということになります。つまり、そもそもその見通しを目標なんて言葉で捉えなおす必要はありません。

ところで、見通しをたてたら次にやることは何かと言うと、言うまでもなく行動です。これは必須ではないと思いますが、行動するという目標をたてるのは良いことかもしれません。たてるのは行動目標であって達成目標ではありません。ここでいう達成目標と行動目標の違いは

  • 達成目標は、成功したか失敗したかという評価(やっても失敗する可能性がある)
  • 行動目標は、行動したかしなかったかという評価(やったならそれでオッケー)

という点です。つまり達成目標の場合は、せっかく行動しても失敗したら出来ていないということになります。これ自体がすでにストレスです。頑張れば求めた結果が得られるとは言い切れないことをやっているのに、細かい目標すらも失敗する可能性があるなんて、まぁ僕は嫌です。

行動目標であれば、やればオッケーですから達成目標ほど難しくありません。行動目標をたてるメリットは自分を認めてあげることが出来るということ、達成感を得ることが出来るということでしょう。達成目標をたてないにせよ、見通しと現実のギャップに焦りを感じることは普通にあり得ることだと思いますから、そうした焦りをひどくしないために使えそうです。

というわけで6月からは少し考え方を変えて、精神面にどういう変化が出るか注視しながら、こういう捉え方でやってみることにします。

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