Pythonで二項分布のグラフをプロットしてみる

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二項分布とは、ベルヌーイ試行という試行についてみられる確率分布のことだそうです。
ベルヌーイ試行とは何かというと、「ある現象についてAかBのどちらかが起こる」といった現象のことを言うそうです。
つまりどういうことかというと「コイン投げで表と裏どっちが出るか」といったようなことを指します。

二項分布の確率密度関数は
$$f(x)={ { _{ n } }{ C }_{ x } }p^{ x }{(1-p)}^{n-x}$$
と記述されます。
ここで、p=ある事象が起こる確率,n=試行回数,x=確率変数、です。

Pythonでプロットしてみる

任意の回数だけベルヌーイ試行をしたときの二項分布をプロットするコードは次のように書けました。

 

実行するとこんな感じのグラフがプロットされます。

このグラフは、90%の確率で”ある事象”が起こるような試行を100回実行したとき、試行全体で”ある事象”が90回起こるような確率は12%程度あって、100回中100回起こるようなことや、100回中0回~70回程度起こるようなことはまずあり得ないということを表しています。

具体的な例で言えば、90%の確率で成功する手術を100回やったとき、85回~95回くらい成功するのは普通だろうと考えられるけれど、100回やって10回とかしか成功しないようなことはまずあり得ないということになります。

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