小さいころから自分の気持ちと上手く向き合うのが下手くそな僕が、今にいたるまでにとってきた「気持ちを落ち着ける方法」についてまとめてみました。
多少センシティブな内容もありますが、こんなやり方もあるんだなぁ程度にとってもらうと良いかもしれません。
目次
他人にあたる、駄々をこねる
記憶で一番古いものは、小学生~中学生の頃でしょうか。気持ちを落ち着けるためにやっていたのか、今となっては分かりませんが、何らかのトラブルが起きたときにしていたような気がします。小学生くらいのときに、他人にあたったりするのはなんとなく「そんなもんだよね」と思う人は結構いる気がしますが、どうでしょうか。
このときは少なくとも自分自身では、こういう行為をすることに対して問題があるとは思ってはいなかったでしょう。
自分の腕をカッターで切る
いきなり程度が飛んでいる気がしますが、これは高校の終わりか卒業した後だったような気がします。自傷ははじめてだったのであまり考えずにざっくりと切った気がします。このときの傷は今も残っています。夜中に両親が気づいてわちゃわちゃしてた気がします。ここから5年ほど自傷と付き合っていくことになりました。
そのほかには鉛筆など尖ったものを腕に刺したりすることもありました。
体を傷つける行為は気持ちを落ち着けるという点では中々効果の高い方法でした。切ったときに頭がスーッとして、高ぶっていた気持ち、焦りなどが消えていく感じです。ただし、これは前向きになるような感じではなく、虚無感というか、同時に無気力になっていくような感じでした。
20歳になってから再び自傷
上の出来事以来、自傷の記憶はほとんど無いのですが、専門学校に通って3年目くらいで再度自傷行為が始まりました。この頃は自傷が一番ひどい時期で、腕だけではなくて足、お腹、首、顔面までやるようになっていました。
範囲が広がった理由は、自傷に慣れてしまったためにもっと激しくやらないと上手く気持ちが落ち着かなくなってしまったからでしょう。体や心が慣れてしまってもっと強く、もっと色んなところをやらないと効果がなくなってしまったのでした。流石に顔面や首は無意識に手加減していたので痕はそれほど残っていませんでした。
市販薬のODから処方
自傷では対応できなくなったのか、市販の鎮静剤を使うようになりました。多分市販薬で一番効くと言われていて、何でこんな薬が市販されてるのかわからないと言う人もいるような薬でした。その鎮静剤も耐性が出来るのがびっくりするくらい早くて、すぐにOD(過剰摂取)をするようになりました。それでも効かなくなると、お酒と一緒に飲むようにもなりました。これはあんまり効果あったようには感じませんでしたが。
しばらくたってから、異様な気持ち悪さを感じて実家に帰ることになりました。両親に迎えにきてもらいましたが、車の中でひたすら胃液を吐いてました。家についてからも夜通し胃液を吐いて、翌日のお昼には大分治まりましたが、その日1日は感じたことのない胃のむかつきを感じながら過ごしました。
酷い人は、病院で胃洗浄をしたり、数日意識を失ったりするようなので、僕は大分軽いほうだったのでしょう。それ以降ODはピタッとしなくなりました。
その後は東京の精神系のクリニックに通って薬をもらいながら過ごしていました。このころは強迫症状も酷かったのでその対処も一緒に行っていました。幸い、そこの先生はどんどん薬を処方するタイプの先生ではなく、認知行動療法を紹介して対処してくださいました。
実は、中学生の頃にスクールカウンセラーのかたに認知行動療法は教わっていたのですが、その方が結構押しつけがましい(先生ごめんなさい)方で、当時は今よりも頑固だったので素直に取り組んでいませんでした。
時間の経過を待つ、という対処
かなり幼稚な方法で気持ちを落ち着けようとしてきた僕ですが、専門学校の3~4年生の頃には別の方法もやっていて、いくつかバリエーションがありました。
- コーヒー豆を挽いて、ハンドドリップで入れる。
- 刻み煙草を吸う。
- 目を閉じて、ゆっくりと呼吸をして、それに意識を集中させる。
これらはすべて、時間の経過によって気持ちは勝手に落ち着くということを利用したものです。気持ちを落ち着ける方法で探すとありがちなやつですね。でも中々使える方法でした。今僕が気持ちを落ち着けるのに使っている方法はすべて「時間の経過を待つ」というものです。
刻み煙草というのは、煙管にたばこの葉っぱを乗せて、吸うものですが、吸う準備から吸い終わったあとの片付けまでいくつかやることがあって、少し手間がかかります。
衝動から気づく自分の状態
今では自傷をすることもなく、ODをすることもなくなり割りと適切な方法で気持ちを落ち着けることが出来ていると思います。それも今の環境がたまたま良いだけで、環境が悪化すれば再度やってしまう可能性が無いとは言えませんが。
たくさん傷跡を残してしまいましたが案外この経験が自分のメンタルを評価するバロメーターになっています。この間久しぶりに気持ちが不安定になって薬の個人輸入を考えたことがあったのですが…
普通のとき
特に何もなく、充実感を感じていたりする。
若干悪い
気持ちが落ち着かなくて、やる気が低下する。何もやらずに時間が過ぎることが多くなる。あるいは何もやっていないと感じる気持ちが強くなる。
結構悪い
薬に頼ろうかなと思い始めて、薬を探し出す。
相当悪い
自傷しだす。ここまでくると自分を適切にコントロールすることが出来なくなっている。
という感じで考えることが出来ることに気づきました。「結構悪い」ときにはその場を離れる。例えば散歩するとか、とにかく今の環境とは違う場所にいくのがおすすめです。とは言え、その一歩を出すことにも慣れが必要です。
仮に「相当悪い」状況になって、体を傷つけてしまっても、あまり責めないことです。僕は自傷は悪いことだとは思ってはいません。ただ、相当幼稚な手法です。小さな子が床に寝っ転がって駄々をこねるような感じです。でもそれでもっと悪い状況にならずに済むのならそれはそれで有用な手法です。
ところで全く幼稚じゃない最高の自傷行為があります。それは
筋トレです。
大分長くなってしまったので、よく見ている筋トレのYouTubeチャンネルで頭に残っている言葉を紹介して終わりにします。
これを、続けることによってマジで体は変わります。そして力もつきます。こういった変化を日常でつくることによって、体っていうのは本当に変わってきます。そしてマインドまで変わってきます。体も強くなってマインドも強くしていきましょう。で、日々の成長を楽しんでいきましょう。
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